みなさん、こんにちは! 岡山市北区の家族葬 ファイングです。 前回のコラムでは、日蓮宗と禅宗と葬儀に対する考え方の違いをご紹介しました。 今回も引き続き、仏教の宗派による葬儀の考え方の違いをご紹介していきます! ・天台宗 かの有名な最澄が日本で広げたとされる天台宗。 知らない人はいないほどの知名度を誇る宗派ですよね。 なんと、天台宗の葬儀は日本の葬儀の期限ともいわれています。 天台宗の葬儀の特徴は、顕教(けんぎょう)と密教(みっきょう)の2つに分けられる点です。 顕教は「自身を救い他人を利する」という教えで、一方の密教は「仏と自己の一体を観念し、仏の力で仏の境地に達する」という教えです。 それぞれに儀礼があり、その儀礼を行うことで、故人と家族・縁者が一体となり、ともに仏道を成就していくことを目指します。 ・真言宗 かの有名な空海が開いた真言宗。 こちらも、日本人では知らない人はいないほど有名な宗派です。 真言宗では葬儀を、全ての本源である「大日如来に帰っていくための儀式」と考えています。 この身のままで仏になる「即身成仏」を目指し、葬儀を通じて死者に印と真言を授けで、仏と一体となるのです。