みなさん、こんにちは! 岡山市北区の家族葬専門葬儀社、ファイングです! 今回も前回に引き続き、インドネシア・トラジャ族の葬儀についてご紹介します! もがりの期間を終え、親族が集まると、はじめて故人の"死”が確定します。 実際の葬儀では、遺体は身内の人々の手で露台の上に乗せられ、高床式の穀倉の下に安置されるそうです。 その際には、お棺を上下左右に揺さぶるそうで、威勢よく歓声を上げながら行われるその姿は、まるで日本の神輿のようだといわれています。 なぜ、威勢よく行われるのかというと、神となって冥界に赴く故人の心を奮起させるためなのだそうです。 その後、お棺が台の上に据えられると、女性たちは故人を取り囲み大声で泣き、ひと段落つくと、男性たちによって、静かな哀悼の歌が故人に捧げられるそうです。 その後、遺体は数日から数か月かけ公の葬儀場へと運ばれ、多くの村人たちで取り囲み哀悼の歌をささげます。 そして、葬儀はいよいよ終盤。 トラジャ族の富の象徴である、水牛がいけにえにされ、その肉を皆で食べるとのこと。この水牛の数が多いほど、葬儀は立派なものとされ、賞賛されるのだそうです。