■看経(かんき) 岡山県では、同じ宗派の近所の集まりである「講」が、葬儀後七日ごとに喪家に訪れて、遺族とその親族と共にお経をあげる『おかんき』と呼ばれる風習があります。 毎週近所の方が集まり、宗派のお経を唱え、終わるとお菓子などをつまみながら話をするというものです。 地域の付き合いを兼ねた風習のようです。 遺族は、四十九日の法要までの間、故人が無事に四十九日間の冥土の旅を終えられるよう、祈りを込めて毎日『おかんき』を行います。 かんきとはお経を唱えることで、法要後に供物分けした物はかんきの実と呼ばれており、倉敷市では粗供養品も、かんきの実と呼びます。 『講』による念仏供養などは、かつて全国各地で見られた光景ですが、地域の繋がりが希薄になっている現在では、こういった風習が残っている地域も少なくなっているようです。 ----------------------- 岡山の葬儀・家族葬は家族葬のファイングへ。 岡山北斎場 星空の郷でのご葬儀も対応しています。 【家族葬のファイング】 〒700-0044 岡山県岡山市北区三門西町3-17 TEL:086-254-5590 (フリーダイヤル:0120-594-058) 対応火葬場:岡山市東山斎場・岡山市岡山北斎場 星空の郷 (倉敷市の火葬場も対応しております)