岡山市で葬儀・家族葬をお考えの方へ
みなさん、こんにちは。
家族葬のファイングの『岡山市市民後見人』石田信也です。
今回のコラムでは『成年後見制度の利用手続きと流れ』についてご説明していきたいと思います。
【令和7年9月25日(木)】
成年後見制度の利用手続きと流れ
成年後見制度は判断能力が不十分になった方を守るための法律の仕組みですが、実際に制度を利用するには家庭裁判所での手続きが必要です。
ここでは制度を使うまでの流れと注意点、そして安心して利用するための解決策をご紹介します。
まず最初の流れは相談です。
制度を利用すべきか迷っている段階では
●地域包括支援センター
●市区町村の福祉課
●司法書士や弁護士など専門家
に相談するのがおすすめです。
ここで本人の状況に合った制度を紹介してもらえます。
次に家庭裁判所への申し立てです。
申立ては
●本人や家族、親族など
が行うことができます。
必要な書類は申立書、本人の戸籍謄本や住民票、財産に関する資料などです。
また医師の診断書も求められるため、準備には時間がかかります。
申し立て後は家庭裁判所が審理を行います。
裁判所の調査官が本人や家族に面談したり、財産の状況を確認したりして、どの制度が適切かを判断します。
その結果として後見人が選ばれ、制度が始まります。
制度開始後は後見人が財産管理や生活に関する支援を行い、定期的に家庭裁判所へ報告します。
本人の財産が適切に使われているかを裁判所が監督するため、不正利用の防止につながります。
ここで注意したいのは三つの点です。
①手続きに時間がかかる
申し立てから制度が始まるまで数か月かかる場合もあります。
解決策としては、判断能力が低下する前から準備しておくことです。
任意後見制度を活用すれば、元気なうちに信頼できる人を後見人に選んでおくことができます。
②費用の負担
申立てにかかる費用や医師の診断書料、さらに専門職が後見人になった場合の報酬も必要です。
解決策としては、まず家庭裁判所や専門家に相談し、どの程度の費用がかかるのかを事前に確認しておくことです。また身近な家族が後見人になれる場合は費用を抑えることも可能です。
③後見人が本人の希望をすべて叶えられるわけではない
法律に基づいて必要な支援を行う制度のため、贅沢な使い方や本人の希望が制度の趣旨に合わない場合は認められないこともあります。
解決策としては、普段から本人の気持ちを周囲に伝えておくことです。
任意後見契約を結ぶ際には将来の希望を具体的に記しておくと反映されやすくなります。
成年後見制度は決して簡単な手続きではありませんが、本人の生活や権利を守る大切な制度です。岡山で暮らす方にとっても、制度の流れと注意点を理解しておくことが将来の安心につながります。
家族葬のファイングでも葬儀や供養のご相談を受ける中で「もし認知症になったらどうすればいいのか」と不安の声をいただくことがあります。葬儀のことだけでなく、日常や将来を見据えて成年後見制度を知り、早めに準備しておくことが家族の安心につながります。
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