[忌中と喪中] ・忌中(きちゅう)とは 故人の死を悼み身を慎むことをいい、飲み会、結婚式、新年のお祝いや神社へのお参りを控えます。ただし、仏式では忌中にお寺にお参りするのは問題ありません。 忌中の期間は仏式の場合亡くなってから四十九日の法要まで、神式では五十日祭までとされています。 故人との関係により異なりますが、基本的には二親等までの家族がその範囲と言われています。 0親等:自分(配偶者) 1親等 : 自分の父母(配偶者の父母) 2親等 : 自分の兄弟姉妹、祖父母、孫(配偶者の兄弟姉妹、祖父母、孫) ・喪中とは 喪中とは近親者を亡くしたご遺族が故人の冥福を祈り、喪に服す期間とされています。期間は1年間で、忌中と同じく二親等までの家族がその範囲と言われています。 ・忌中と喪中の違い ・期間の違い ・忌中 : 個人が亡くなってからの四十九日法要、神式では五十日祭まで ・喪中 : 一周忌までの1年間 ・意味合いの違い ・忌中:社会との接触を避けるべき期間 ・喪中:故人を偲ぶ期間 ・宗派、宗教における忌中、喪中 キリスト教、浄土真宗では教えや考え方の違いから忌中や喪中がありません。 例えば親族が亡くなった直後であっても、結婚式や七五三などのお祝いや飲み会などの参加に問題はありません。